ほん

せいくんとねこ

「おや、さかなが あるぞ。おいしそうだな。たべちゃおうっと。」「あっ ねこ、さかなを ねらっちゃ だめ。この さかな、ぼくが たべるんだから。」――せいくんという男の子の家の台所におかれた一匹の魚を食べるのは、ねこかせいくんか。この問題をめぐって、せいくんとねこのあいだに奇妙な対話が始まります。

喧嘩両成敗の誕生

『他人を見下す若者たち』という本があって、やる気がなく、謝まらず、他人を軽視し、すぐキレる若者たちが最近、増えていることの根源的な要因を探求しているのだそうです。

希望について

希望というのは厄介なもので、強く信じさえすれば実現するというものでもないようです。例えば一生懸命に働きさえすれば豊かな老後が保証されるという「希望」は、あれほど多くの人が固く信じていたのに、どこかに行ってしまってもう帰ってこないように思われます。

封印される不平等

『封印される不平等』という本を読みました。国民を「勝ち組」と「負け組」に分別するような社会について、僕らはほんとうに理解しているのか、またそんな社会を望まねばならないのか、というようなことが書いてあって、このところ大学の書店で平積みになっているらしいです。