2006年05月07日
ネイティブ・アメリカンは嘘をつかない [コメンタリー]
聞くところによれば、たいていの未婚女性は、(結婚したあとに)夫の頭髪が薄くなるのは許せるが、(結婚式のその日に)新郎がハゲているのは受け入れがたいと考えているそうです。
このように一般論で語られる「結婚の条件」みたいなものを気にしても仕方ないのですが、しかしこの話を聞いてしまうと「頭髪が後退をはじめるまえに結婚する」ことを、人生の目標として自覚しないわけにもいかないというか、全くしなかったといえば嘘になります。
それはそうと、毎週欠かさず送られてくる「まぐまぐ」のお知らせメールには、いつもあやしげな広告が挿入されており、なかでも目を引くのは「インディアンにハゲはいない」というキャッチコピーです。
「まぐまぐ」が発行するメールマガジンの延べ購読者数は、今や3,400万人をこえるそうですが、かなり「迷惑メール寄り」の広告を挿入するのは、そろそろ考え直した方が良いように思います。
もっともそのあたりの批判は、「まぐまぐ」のほうでも織り込みずみなのかどうか、ときどき同じ広告のキャッチコピーを「ナバホ族に薄毛がいない?」という表現におきかえて、いかにも中途半端な配慮を見せています。
といってもこの広告そのものが、薄毛についての社会的スティグマを前提としており、頭髪の後退に対する漠然とした不安みたいなものにつけ込んで、効果があやしげな高いシャンプーを購入させようという内容なので、表面的な配慮は、広告の政治的な正しさを向上させているというより、むしろ「余計にまずい」のではないかと思います。
nishi makoto
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