2005年07月18日

マックシェイクひとつで [コメンタリー]

じぶんの身体をたいせつに思うなら、バランスのとれた食生活を心がけるのは当然です。余裕があれば野菜は有機栽培、肉は抗生物質を使っていないものを選びたい。とはいえ身体は、自尊心を満たすための道具ではないし、とりあえず胃袋を満たすために、ポテトをコーラで流し込みたいときもあります。

それが僕らがマクドナルドにゆく理由なのであって「マックシェイクひとつで、育ち盛りのお子様が一日に必要とするカルシウムの80%を摂取することができます」とか、そんな説教をされたい訳ではないんです。それに、ポテトの代わりにサラダを選べるとか言われても、あのセットからポテトを取りあげられたら、残るのは湿ったぺしゃんこのパンと、申し訳程度にはさまっている薄いひき肉だけです。そんなものに申し訳程度のサラダをつけて、いったいどうしろと言うのでしょう。

そういえば、いつもマクドナルドで食事をしていると身体にどんな変調をきたすのかを描いたドキュメンタリー映画がありました。この映画の監督は、医者から「健康そのもの」と診断された身体の持ち主ですが、その彼が自ら1日3食、マクドナルドで食事をして、それがどれくらい身体に悪いかを実証するというのです。

はじめから結果のわかっているストーリーのために、自らを犠牲にする態度はどうかと思いますが、マックシェイクにカルシウムが入っていることを宣伝すればお客が安心すると思っているマクドナルドには、もっとがっかりさせられます。

そうではなくて、健康がどうとか、食材がどうだとか、この店は味がどうとか、その他諸々の問題があたかも存在しないかのような 〔大衆的で、故に反市民的な〕 安心を提供することが、マクドナルドの使命なのであって、腹の足しにもならないサラダを提供するマクドナルドなぞ、もはや誰にとっても「僕らの」マクドナルドではありえません。だから「ファーストフードのおいしさは、スローにつくられています」とか言われても、ため息がでるばかりなのです。

nishi makoto

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コメント

こないだ学校で、マックの環境対策についてプレゼンを聞きました。メイドフォーユーっていう注文を受けてから商品を作って、60秒以内に商品を提供する新高速調理器を使って、食料廃棄物の34パーセント削減に成功したそうです。それからケナフという植物を一部のラッピングに活用することで、環境対策をしているらしい。これもため息がでちゃう!?

投稿者 めぐ : 2005年07月18日 20:38

きっと何もかもが違う。わーっ!!!

とかいうほど画一的にダメではなく(笑)


マクドは心のゆとりなのだと思う。

しかし脂身、脂肪分っていうものは、どうしてこんなに
我々のこころをわしづかみするのだろうね。

投稿者 いちろー : 2007年11月17日 01:46

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