2005年06月11日

いっしょにごはんたべよ [日常のできごと]

絵本を贈りました。カエルのはなしです。贈ったあとで、そのひとはカエルが嫌いだったことを思いだしましたが、まあ仕方がありません。

そのカエルは、じぶんが誰かの助けを必要としているなんて、はじめは夢にも思っていませんでした。ちょっとお兄さんに頭を下げたら、あとはいつもの自助努力で、空腹はすぐに満たされると思っていたのです。

だからカエルは、フンコロガシに「自分の身は自分で守れ」と説教したり、背中の重荷に押しつぶされないようなマッチョな身体を手に入れたり、暗闇を照らす道具を発明したりしても良かったんですけど、でもカエルは、それとは違うやりかたで困難を切り抜けます。そして最後に「いっしょにごはんたべよ」といいます。ひとは(っていうかカエルですけど)なぜ誰かといっしょに生きてゆかねばならないのか、ということを「いっしょにごはんたべよ」ということばに託した寓話です。

nishi makoto

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