研究テーマ

HIV/AIDS予防運動に関する研究

エチオピアでの事例を中心に、HIV/AIDS感染者と非感染者との関係について、疾病の予防とそれに伴う社会的排除という視点から研究に取り組んでいます。下記リンク先でリサーチ・プロポーザル的な文章を公開しています。

2007 「感染者と非感染者の幸福な関係?エチオピアの農村社会でHIVウイルスとともに生きる人びとの排除とエンパワーメント」ASROディスカッション・ペーパー.

※この文章は、Advanced Social Research Online (ASRO)のもとで公開されています。詳しくはこちらの説明を参照してください。

住民組織の研究

博士論文では、エチオピアにおける住民組織(community-based organizations)の活動を題材として、排除に抗する公共性(=排他的な規範や抑圧的な制度に対抗するような社会関係)が創出される過程についての研究に取り組みました。下の記事も参照してください。

§ 住民組織の研究?

§ 排除に抗する公共性?(作成中)

§ グラゲ道路建設協会の紹介

§ 葬儀講の紹介(作成中)

エスニシティ研究

エチオピアの紛争と貧困を克服するために必要なのは、民族の自治か、それとも市民社会の確立かという論争を踏まえつつ、「自治」と「市民社会」それぞれの要求が、同国で生活する人びとの生計戦略や集合的アイデンティティの形成とどのように相関してきたかを分析しました。

より具体的には、エチオピアでのフィールド調査にもとづき、同国でグラゲと呼ばれる集団の、集合的アイデンティティの(再)編成の過程を追ったものです。

なおエチオピアの現政権(1991-)は、エスニックな対立関係を克服し、民族間の平等を達成するため、類を見ない徹底的な民族自治の政策を導入しています。これに対し有力な野党は、「自治」はむしろ民族対立を助長するとして、多文化主義にもとづく市民的統合こそ、エチオピアの進むべき道だと主張しています。

研究業績のリストはこちら>>

作成者 nishi makoto : 2007年05月07日 14:00

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